漆刷毛ヘアドネーション

高松市今里町にあるヘアケアマイスター認定サロン

iromikamiです。

今回は番外編の漆刷毛ヘアドネーションについて

江戸時代から続く伝統手法を貫き

守っている東京の漆刷毛師9代目の泉清吉さん。

漆刷毛には人毛を用いられているそうで

こちらで漆刷毛に用いる髪を受付されているとのこと。

漆芸や漆を扱う美術品や工芸品には漆刷毛が欠かせません。

香川県も香川漆器が有名。

アメリカの方と結婚し渡米される知人へのお祝いに

以前、漆器を贈ったこともあり、漆刷毛にも少し興味がありました。

15cm以上から可能、ゆるいパーマ、デジタルパーマ、カラーリング

ブリーチ、白髪混じりでもOKとのことなので挑戦。

(15cm以上31cm以下の髪を2023年5月31日まで受付中のつな髪ではくせ毛が不可のため)

本日のお客様はやわらかい髪のくせ毛さん。

31cmのヘアドネーションを目指していましたが

連日の急激な暑さや季節の変わり目の肌荒れや

汗疹が出るので夏前にカット。


20cmのヘアドネーションカットになりました。



自分の髪が誰かのためにつながっていく

今回は本人の意思を尊重しながら挑戦してもらいましたが、

一度決めたことを貫き、自分の髪が新たな形で活きることに喜んでいます。

いっしょに送付の準備をしてお手紙を書き、

ポストに入れるところまで。

以上、家族のヘアドネーション物語でした。